[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/manimanifx/imgs/4/e/4eabd84e.png" name="ねこさん" type="l big"]
  • pipsってなに?
  • ユーロドルだとpipsの見方が難しい…
[/voice]


[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/manimanifx/imgs/c/3/c3cdba88.jpg" name="みのう" type="l big"]今回は、「pips」について簡単解説します!

この記事を読むと、以下の内容を理解できます。

  • pipsの特徴と役割

  • 「ドル円で40pipsの利確」は何円のことか

  • いくら儲かったかよりも、pipsの方が重要


誰にでもわかる内容でお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

[/voice]



pipsを簡単解説!特徴と見方をマスター


FXの基本
pips(ピップス)とは、全通貨ペアの共有単位(数値)のことで、値動きを確認するために使います。



pipsの特徴として各通貨ペアで見方が少し変わるので、次からpipsの見方を紹介します。



ドル円のpipsの見方


クロス円通貨のドル円だと、「1pips=1銭」として扱います。




    ドル円の場合
  • 1pips=1銭=0.01円

  • 10pips=10銭=0.1円

  • 100pips=100銭=1円




実際の取引ツールには以下のように表示され、「108.477」なら小数点第2位の「7」をpipsの基準値としてみます。

ドル円の気配値



[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/manimanifx/imgs/c/3/c3cdba88.jpg" name="みのう" type="l big"]ドル円だとこの小数点第2位の数字を基準に「何pips動いた」とFXトレーダーたちは言っています。

例えば、「108.477」から「108.577」なら「10pips」動いたことになります。[/voice]



ユーロドルのpipsの見方



ドルストレート通貨のユーロドルだと、「1pips=0.0001ドル」として扱います。




    ユーロドルの場合
  • 1pips=0.0001ドル

  • 10pips=0.001ドル

  • 100pips=0.01ドル




実際の取引ツールには以下のように表示され、「1.08163」なら小数点第2位の「6」をpipsの基準値としてみます。


ユーロドルの気配値の見方



[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/manimanifx/imgs/c/3/c3cdba88.jpg" name="みのう" type="l big"]通貨ペアによって小数点の位置が異なるため、分かりづらくなりますよね(;´Д`)

そんなときは、「クロス円通貨は小数点第2位が基準値で、ドルストレート通貨は小数点第4位が基準値」と理解して頂ければ大丈夫です![/voice]



pipsの使い方!実際に収益計算してみよう



今までの解説でpipsの基本をご理解いただけたでしょうか?



次からは実際にpipsがどのように使われているかを、FXトレーダーさんたちのTwitterとともに解説していきたいと思います。



この章を読めば、pipsは基本的に収益報告に使われることが多いことをご理解いただけるはずです!



それでは見ていきましょう!



[kanren postid="1263"]

問1「ドル円で40pipsはいくら?」


1万通貨でトレードをする場合、ドル円の40pipsはいくらの利益になるでしょうか?







答えは、4,000円です!



計算式は、10,000(通貨)×0.4(円)=4,000(円)となります。



具体的には、「40pips=0.4円」なので1万通貨の「10,000」と掛け算をすれば出てきます!



ビトさんおめでとうございます!



問2「ユーロドルで156.9pips はいくら?」



10万通貨でトレードをする場合、ユーロドルの156.9pipsは何ドルの利益になるでしょうか?





答えは、156.9ドルです。



計算式は、100,000(通貨)×0.01569(ドル)=156.9(ドル)となります。



※海外FXは、「1lot=10万通貨」です!



日本円に換算する場合は、100,000(通貨)×0.01569(ドル)×107.996(円)=16,944円



※上記のツイートと利益額がずれているのは、おそらくマイナススワップ分と想定されます。



したがって、16,944円の利益確定がされているということです!



やっさんおめでとうございます!



[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/manimanifx/imgs/c/3/c3cdba88.jpg" name="みのう" type="l big"]トレーダーごとに通貨ペアが異なっても、共通のpipsという単位を使うことで分かりやすくなりますね。[/voice]



pipsを活用することで目標設定が具体的になる





上記のツイートにも書かれているように、FXトレーダーの腕を観察したいなら、利益額だけに目を向けてはいけません。



なぜなら、大きなポジションを持てさえすれば、少しの変動でもそれなりに稼ぐことができてしまうからです。



pipsの利用価値は、トレード能力が具体的に分かることです。



具体的には、100万通貨単位でFXトレードをした人が10万円の利益をだすには10pipsですが、



1万通貨単位でFXトレードをした人が10万円の利益を出すには1,000pips稼がないといけないことになります。



上記のように比べてみると、利益額は同じでも1,000pips稼ぐ方がはるかに難しいことをやっていると思いませんか?



[kanren postid="1278"]

pipsの知識を自分のトレードの目標設定に応用しよう



少ない証拠金でも多くのpipsを取れたら、大きく利益をゲットすることができます。



FXトレーダーたちは、それを資金効率の良いトレードといい、全員がそれを目指しています。



もし自分のトレード能力を向上させたいなら、今後は目標設定にpipsを使ってみてはいかがでしょうか。



目標の内容は自由ですが、利益額に目を向けるよりもpipsで収益計画を立てる方がスマートだということがお分かりいただけているはずです。



まとめ


まとめ
今回の記事を以下にまとめるので、ご覧ください。



  • pipsは全通貨ペアに共通する単位(数値)のこと



  • クロス円通貨は小数点第2位が基準値



  • ドルストレート通貨は小数点第4位が基準値



  • ドル円で40pipsの利確をした人は4,000円稼いでいる



  • 利益額よりpipsに注目したほうが資金効率の良さが分かる




  • pipsを理解することで各通貨ペアの取り扱いもしやすくなったり、他のトレーダーがどれだけ稼いでいるかが分かりやすくなります。



    この内容を習得して、どんどんFXの理解を深めていってください!



    最後まで読んでいただいてありがとうございました!